食中毒(西日本)

伊勢新聞 23/8/1


7月31日 三重県は、桑名市の飲食店で飲食をした31人が下痢や発熱などの症状を訴えた

と発表。県は同店での食事が原因の食中毒と断定。同日付で同店を営業禁止処分とした。
県によると、症状を訴えた31人は6歳から48歳までの男女。21日から22日にかけて同店

を利用した。症状を訴えた人や従業員のほか、店内からサルモネラ菌が検出されたという。
患者が受診した医療機関が26日、桑名保健所に連絡したことをきっかけに発覚。保健所は
同店に対して店内の消毒などを指導した。

琉球新聞 23/7/31


7月29日 沖縄県衛生薬務課は、北谷町の飲食店で食中毒が発生したとして、同日から30日

までの営業停止を命じたと発表。衛生薬務課によると、7月20日、22日に同店のランチビュ

ッフェを食べた8人が下痢や嘔吐、腹痛や発熱などの症状を訴えた。症状のあった8人のうち

4人に便検査を実施し、3人から「サルモネラ属菌」が検出された。

伊勢新聞 23/8/24


8月23日 三重県は、津市美杉町のホテルで食事をした18人が下痢などの症状を訴えたと発

表。県はホテルで食中毒が発生したと断定。同日付で飲食の営業を禁止した。県によると、

症状を訴えた18人は4歳から61歳までの男女。県は14日の朝食が原因とみている。当日は

バイキング形式で提供した。患者や調理をした従業員のほか、調理場から黄色ブドウ球菌が

検出された。

高知新聞 23/7/30


7月29日 高知市保健所は、高知市内の施設で入所者7人が食中毒の症状を訴え、うち4人か

らカンピロバクター属菌が検出されたと発表。市は、調理を請け負う業者を同日から3日間、

同施設で営業停止処分とした。市保健所によると、13から15日に入所中の70~80代の男性

3人、80代の女性4人に下痢や発熱の症状が出た。市保健所は「カンピロバクターの食中毒

は特に鶏肉で多い。調理は十分加熱し、生肉を扱った際は調理器具などを洗浄してほしい」

と呼び掛けている。

西日本新聞 23/8/19


8月17日 熊本県は、西原村の飲食店でカンピロバクター菌による食中毒が発生し、同店を19

日まで3日間の営業停止処分としたと発表。県によると、5日に11人のグループが鶏のたたき

や焼き鳥を食べ、このうち10~20代の7人が腹痛や下痢の症状を訴えた。カンピロバクター菌

は5人から検出されたという。

日本海新聞 23/8/1


7月30日 鳥取市保健所は、鳥取市の飲食店で利用者から食中毒菌「カンピロバクター属菌」が

検出されたと発表。同店に対して同日から8月3日まで5日間の営業停止を命じた。7月21日に食

事をした5人が下痢や発熱などの症状を訴え、このうち3人から検出された。

四国新聞 23/8/22


8月21日 高松市は、同市古馬場町の飲食店で、9日に食事した10~60代の男性4人が下痢や発

熱などの食中毒症状を訴えたとして、同店を21日から3日間の営業停止処分とした。市による

と、2人からカンピロバクターを検出した。

宮崎日日新聞 23/7/26


7月25日 宮崎市保健所は、同市高松町の居酒屋で食事をした19、20歳の男性3人が食中毒を発

症したと発表。同保健所は同日から3日間、同店を営業停止処分とした。同保健所によると、14

日に同店で鳥刺しや牛ユッケ、鶏ユッケなどを食べた3人に下痢や腹痛などの症状が出た。同保

健所が行った検便検査で3人からカンピロバクター属菌が検出されたことから、同店が提供した

食品が原因と断定。カンピロバクター属菌は特に生の鶏肉に多く付着しており、同保健所は「十

分な加熱が必要。生肉を取り扱った後は器具や手を十分に洗い、消毒してほしい」と呼びかけて

いる。

中日新聞 23/7/27


7月26日 滋賀県は、野洲市の居酒屋の利用者3人が食中毒を起こしたと発表。県によると、12日

に店で食事した1グループ6人のうち3人が下痢や発熱などを発症。食事には加熱不十分な鶏肉料理

が含まれていたことや発症者全員の便からカンピロバクターが検出されたことなどから断定した。

神戸新聞 23/8/26


8月25日 神戸市は、長田区東尻池町の飲食店で食事をした8~58歳の男女計9人が下痢や腹痛、発

熱の症状を訴えたと発表。検査した患者3人の便からは、腸管出血性大腸菌O157が検出された。市

食品衛生課によると、9人はそれぞれ9~12日に来店。焼き肉のハラミやカルビ、塩タンなどを食べ

たという。市は食中毒と判断し、同店に27日まで3日間の営業停止を命じた。

読売新聞 23/7/24


7月23日 和歌山市は、同市の飲食店で腸管出血性大腸菌「O111」による食中毒が起き、同日から

3日間の営業停止処分にしたと発表。発表によると、同店で6月30日~7月14日に食事をした女性5

人に、同月4日から腹痛などの症状が表れ、3人から検出されたO111の遺伝子型が一致した。

愛媛新聞 23/8/7


松山市湊町の百貨店の2つの店で商品を購入し食べた人が体調不良になった問題で、市保健所は8月

6日、同じ厨房を使っている両店が調理販売した食品が原因の食中毒と断定したと発表。両店を8日

まで3日間の営業停止処分とした。保健所によると、7月31日~8月2日に調理販売された製品を食べ

た17グループ21人に嘔吐、下痢などの症状が出た。

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