ISO(食品安全)

HACCP・ISO支援センター
創業の想いとお客様の変化

そのお客様との出会いは、ひょんな事からでした。
弊社では、強力な食品分析会社のバックアップを基盤とし、諸々の食品の分析(栄養成分分析や細菌検査その他全てのジャンル)をリーズナブルな価格で受託していました。

そんな中、お客様の責任者の方から、困り果てたと言われるご相談を受けました。
大変“リスキーな”お肉の加工製品を生産されているのですが、『異臭がする』と言うクレームの課題を抱えていると言う内容でした。

ガスクロマトによる分析で、混入物を突き止め、実際に工場に入り検証し、弊社にて原因を突き止めることができました。

その時のお客様の感激された姿は、今でも忘れることができません。

「お取引先への謝罪時に、ウエットの濡れた床の工場で背広姿で土下座させられた。」
との苦労話も伺いました。

当時、そのお客様の状況は、週に2回も3回も色々なクレーム処理に追われている後ろ向きな仕事ばかりの状況でした。

端から見ていても、「本当に良く“心が折れないなあ!”」私なら間違いなくダウンすると自信を持って言える。と感心するほどでした。

お客様と協力して「クレーム“O(ゼロ)”持続日数」が見て直ぐ解るような手作りのパネルを創りましたが、なかなか1桁(10日未満)を脱することができません。

当時、このお客様の食品安全対策を“何とかせねば”・・・と言うのが、一途の想いでした。
そこで弊社が認証会社になることが、お客様の対取引先への信頼を上げる最善の近道だと考え、
現在の監査会社(HACCP・ISO支援センター)の始まりで、ISOの専門家集団と協力し、今では数十社の食品会社様に国際認証支援と国内認証の監査会社として、1社1社の食品安全の仕組み作りに全力で注力しています。

課題“O(ゼロ)”とはなかなか言えませんが、社員の方々も急成長し、目の色が変わりました。

今では社員通用口のクレーム“0”継続パネルも3桁の日々が続いています。

監査会社として最も嬉しいのは、【お客様の取引先からの信頼が向上していく】のが最大の喜びです。その想いは絶対に他に負けません。

是非、HACCP・ISO支援センターの底力をお試し下さい。

HACCPシステムを含む食品安全の仕組み

HACCPシステム図

食品安全のシステムを構築していくためには、まず基盤として、ステップ(1)で土台作りが重要です。
次にステップ(2)としてHACCPの原則に沿った構築を行います。
その後食品安全の仕組みを取引先その他から信頼されるものとするためには、公から認められた認証を取得する必要があります。
その認証の種類としてステップ(3)でJFS規格やISO22000、FSSC22000などの認証取得が優良な方法だと言えます。

食品安全マネジメントシステムの3つのキーワード

食品安全マネジメントシステム図

食品安全マネジメントシステム(FSMS)とは、安心・安全な食品を消費者に届けるために、
食品安全を脅かすハザード(危害:健康に害を及ぼすもの)を適切に管理する仕組みによる保証を目指したものです。
そのシステムは3つのキーワードで構成されています。