食中毒(西日本)

宮崎日日新聞 23/03/12
 3月11日 宮崎県は、延岡市の飲食店が製造した弁当を食べた
25~69歳の男女63人が食中毒を発症したと発表した。
県は同日から2日間、同店に営業禁止を命じた。
患者は全員が快方に向かっている。
 県によると、8日に市内の学校職員7人が体調不良を訴え発覚した。
調査の結果、7日に同店で提供された弁当を食べた県内の男女68人に
嘔吐や下痢、発熱などの症状があり、患者と同店従業員の便から
ノロウイルスが検出されたため、保健所は同店が製造した食品が
原因と断定した。同店は、9日から営業を自粛している。

読売新聞 23/03/02
3月1日 長崎市は、市内保育園で
ノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。
1~6歳の園児24人と女性職員2人の計26人が嘔吐や下痢などの
症状を訴えたが、いずれも快方に向かっているという。
発表によると、患者はいずれも2月下旬に園内の調理室で
調理された給食を食べ、同22~23日に食中毒の症状を訴えた。
患者7人の便からノロウイルスが検出されたという。
同園は、23日から調理室の使用を自粛。市は3月1日の調理業務を
停止する処分を行った。

中国新聞 23/03/20
3月18日 広島市は、市内の結婚式場で食中毒が発生したとして
同施設の営業禁止処分を命令した。
市保健所によると、12日の披露宴で肉料理やポテトサラダを
食べた82人のうち17人が、13日から15日にかけて下痢や嘔吐、
発熱の症状を訴えた。うち6人と従業員1人の便から
ノロウイルス(小型球形ウイルス)が検出された。
全員が快方に向かっているという。

西日本新聞 23/03/20
3月19日 福岡市は、市内の飲食店がカンピロバクター菌による
食中毒を発生させたとして、同日14時から2日間の営業禁止処分にした。
市によると、11日夜に店で鳥刺しなどを食べた26人のうち7人が
下痢や腹痛を訴え、このうち2人から菌が検出された。
重症者はおらず、全員快方に向かっているという。

沖縄タイムス 23/03/16
3月15日 那覇市は、市内の飲食店で食事をした2人が
食中毒になったとして、同日から2日間の営業禁止処分にした。
2月18日に同店で食事をした50代の男性2人が下痢などの症状を訴え、
便からカンピロバクター属菌が検出された。いずれも回復しているという。

愛媛新聞 23/03/02
3月1日 松山市保健所は、横浜市で1月初旬に馬刺し(生食用冷凍馬肉)を
食べた30代女性1人が腸管出血性大腸菌O26に感染し、松山市内の工場で
加工された肉が原因の食中毒と断定したと発表した。
同工場を2日まで2日間の営業停止処分とし、食品の衛生的取り扱いを
徹底するよう文書で指導した。
同保健所によると、横浜市の食肉販売店で購入した馬刺しを家族4人で
食べ、女性1人に腹痛、下痢、血便などの症状が出て入院した。
同市が女性が食べたものと同一ロットの馬肉を販売店から抜き取り検査
した結果、病原性大腸菌O26が検出された。
現在、女性は回復しているという。
保健所は2月26日、同社に同一ロットの商品を回収・保管するよう
指示した。

福井新聞 23/03/03
3月2日 鯖江市の量販店で購入したフクラギの刺身を食べた福井市の
50代男性が胃痛を訴え、食中毒と断定したと発表した。
胃から魚介類に寄生するアニサキスが見つかった。
県によると男性は既に回復している。
県は、食品衛生法に基づき、同店の魚介類販売を1日間
営業禁止処分にした。
県によると男性は2月26日17時ごろに同店で刺身を購入。同日夜に
自宅で食べ、翌朝6時頃に症状が出たため、3月1日に県外の医療機関を受診した。


この時期は、ノロウイルスの集団食中毒が所々で発生しています。
また、馬刺しですが、聞き慣れないO26という食中毒は発生しています。
O157と同様に腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生性大腸菌)に属し、
下痢を起こす大腸菌でO157ほど症状が重くなることは殆どありません

ノロウイルスは、念入りな手洗いが重要です。
詳細は、以下をご覧下さい。

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201811/3.html


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