細菌検査の用語関連①(汚染指標菌と食中毒菌)

当社で食品安全規格の認証取得に向けての支援や
検査のご依頼を頂いている中で微生物に関するご質問を
多数頂いております。
そこで、関連する内容について
何回かに分けて掲載致します。
まず、細菌検査として大きく汚染指標菌と食中毒菌の
2つに分かれます。
○汚染指標菌
  ・食品や調理器具、手指などの微生物の汚染状況を把握したり、
     衛生管理の適否を客観的に評価するために検査されるものです。
  ・検査項目としては、「一般生菌数」、「大腸菌群」、「大腸菌」
     などがあります。
  これらの菌を調べることにより、汚染の度合いや病原菌の有無を
  推測することが可能となります。
○食中毒菌
  ・言葉の通り、食中毒菌が存在しないことを確認することです。
  ・検査項目は、「黄色ブドウ球菌」、「サルモネラ」、「カンピロバクター」
     などがあります。

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