前回、「記録の重要性」について、記載しましたが、記録の付け方にも注意が必要です。
・丁寧に記入する。
→字がきれいでなくてもいいので、後で誰が見ても何が書いてあるか、
読み取れるようにすること。
・作業終了後などに、まとめて記録しないこと。
→記憶を頼りに書くと、数値の記載ミスや記載忘れなどが起こる恐れがあります。
記録用紙などには測定機器の数値を見ながらリアルタイムに記入する。
・時間や温度などの数字は、省略して記録しないこと。
→9時38分、65.8℃などというように、表示されている数値をしっかりと正確に書くこと。
・修正したことがわからないような方法で、修正しないこと。
→修正液や消しゴムなどを使って修正してはならない。(後で見て偽造と判断される恐れあり)
→間違えた箇所は二重線で修正して、横に正確な数字と自分の名前を書き、誰がどのように
修正したかわかるように記録することが必要。(もちろん消せるボールペンでの記入は厳禁)
記録を残すからには、意味のある記録を残していきましょう。