HACCP(ハサップもしくはハセップ)制度化で変わること②~記録・保管の重要性

HACCPに限らず、食品衛生管理として重要なことは、記録を残すことです。

具体的には、温度記録や清掃記録などが該当するかと思います。

そもそも、記録の意義とは何でしょうか。 主に以下のことが挙げられます。

・作業が適正に行われたことの証拠を残す。  →「やりました」「やっています」と口で言うだけでは信用してもらえません。

・記録することで、作業を確実に行うようになる。

・事故が起きた時の原因追及とリコール(製品回収)に役立てる。

・記録を見直すことで、問題が起こる可能性を予知する。

そして、最も重要なことは、 「記録しなかったことは、やらなかったことと同じ」ということです。 そして、その記録したものを保管・管理することが重要となってきます。 これから、HACCP制度化でとにかく全て食品事業者は、 「記録」、「記録」と面倒なことをやらなければなりませんが、 そこが、最も基本的な事項です。 具体的に何をやらないといけないのか分からない場合は、お気軽にお問合せ下さい。

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