食中毒(西日本)

島根日日新聞 21/7/9

7月8日 島根県薬事衛生課は、大田市の旅館が提供した弁当を喫食した2グループ20人が食中毒を
起こしたと発表。同市内の医療機関から食中毒を疑う患者を診療したと連絡を受けた県央保健所は、
患者の喫食状況や発症状況から、同施設を原因とする食中毒と断定し、8日から4日間の営業停止処分
とした。主な症状は下痢、嘔吐、倦怠感。
また、7月12日 県薬事衛生課は病因物質を黄色ブドウ球菌と断定。患者は2人増えて計22人となった。

 

 

西日本新聞 21/7/23

7月22日 熊本市は、カンピロバクター菌による食中毒を発生させたとして、同市の飲食店を同日
から2日間の営業停止処分にした。市保健所によると、9日夜に鶏のたたきなどを食べた男性3人が
12日から腹痛や下痢、発熱を訴え、うち2人からカンピロバクター菌が検出された。加熱不足が
原因とみている。

 

 

京都新聞 21/7/21

7月20日 滋賀県は、栗東市、草津市、彦根市の焼肉店で、焼き肉や加熱不十分なユッケなどを
食べた計10人が下痢や腹痛を訴え、うち9人から腸管出血性大腸菌O157を検出したと発表。
草津、彦根両保健所は食中毒と断定し、3店を営業停止処分とした。県と大津市の各保健所は、
県内にある同系列の5店を立ち入り調査し、ユッケを提供しないよう指導した。

 

 

読売新聞 21/7/30

7月29日 熊本県は、ボツリヌス毒素による食中毒が発生したと発表。県健康危機管理課によると、
40歳代の夫婦が17日午前、妻に物が二重に見える複視や言語障害が表れ、呼吸困難になった。午後
には夫にも同様の症状が出て、いずれも救急搬送された。便などからボツリヌス毒素が検出され、
保健所が食中毒と断定。前日の夕食に食べた真空パックの総菜が冷蔵保存されておらず、ボツリヌス菌
が繁殖したとみている。県は商品表示に従った適切な保存・調理を呼びかけている。

 

 

西日本新聞 21/7/30

7月28日 福岡市は、博多区のホテルで22日にあった披露宴の出席者27人が下痢や嘔吐などの症状を
訴え、検査した10人全員と従業員3人からノロウイルスを検出したと発表。市は従業員から食材を
介して出席者に広がったとみており、十分な再発防止策を取るまで28日から営業禁止処分とした。

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