食中毒(西日本)

愛媛新聞 20/10/24

10月23日 愛媛県は、内子町内子の飲食店で会食した4グループ13人が下痢や腹痛、熱などを発症し、
八幡浜保健所が食中毒と断定したと発表。25日まで3日間の営業停止処分とし、食品の衛生的な
取り扱いの徹底を文書で指導した。県によると、4グループは10~16日の間にそれぞれ会食し、
13~75歳の男女13人が発症した。共通する食事が同店のみで複数の患者の便からカンピロバクターが
検出されたことなどから、食中毒と断定した。

 

 

読売新聞 20/10/8

10月7日 宮崎県は、綾町南俣の直売所で販売された芋がらの中に観賞用植物のクワズイモが含まれ、
食べた男女8人(47~84歳)がのどの痛みなどを訴えたと発表。食べると嘔吐や下痢などを引き起こす
イモとして知られており、食中毒と判断した。生産者がクワズイモに似たサトイモと誤って栽培した
という。県は直売所と生産者に再発防止を指導した。

 

 

徳島新聞 20/11/3

11月2日 徳島県は、自ら調理したフグを食べた80代男性が食中毒で死亡したと発表。県によると、
男性は1人暮らしで、自宅で亡くなっているのを家族が見つけた。医師が死因を特定する検案を実施
したところ、男性の体内から猛毒「テトロドトキシン」が検出されたため、徳島保健所に届け出た。
フグの種類や食べた部位は不明。テトロドトキシンを摂取すると20分~3時間で全身がまひし、呼吸が
停止して死に至るという。県安全衛生課は「フグを素人が調理するのは大変危険。条例で禁じられており、
絶対にやめてほしい」と呼び掛けている。

 

 

山陽新聞 20/10/8

10月7日 岡山県は、津山市横山の飲食店で食事をした10~50代の男女10人が下痢や腹痛といった
食中毒症状を訴えたと発表。県生活衛生課によると、2日夜に津山、美作市などの2グループ計17人が
同店で刺身や豆腐サラダなどを食べた。同店以外で共通する食事がなく、症状などから食中毒と断定。
同店を7日から4日間の営業停止処分にした。

 

 

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