食中毒(西日本)

愛媛新聞 20/8/22

8月21日 愛媛県は、東温市見奈良の刑務所で13日から受刑者36人が下痢や腹痛などを発症し、
中予保健所が給食による食中毒と断定したと発表。刑務所内の集団給食施設を24日まで4日間
の業務停止処分とし衛生管理などの徹底を文書で指導。県によると、刑務所から17日に連絡を
受けた保健所が調査したところ、患者と調理従事者の便からサルモネラ属菌が検出された。
給食は受刑者が調理し、受刑者と刑務官の男性計468人に提供。症状があるのは21~50歳の36人
で、うち25人が刑務所内の医療機関を受診したが、入院した人はいない。刑務所では20日以降、
給食の提供を自粛している。

 

 

京都新聞 20/8/20

8月19日 京都府は、亀岡市馬路町の飲食店の仕出し弁当を食べた同市や南丹市などの8~72歳の
男女11人が、下痢や発熱などの症状を訴え、うち8人からサルモネラ属菌が検出されたと発表。
食中毒と断定し、同日から3日間の営業停止処分とした。府南丹保健所によると、11人が9日に
食べた刺し身やだし巻きの入った弁当が原因とみられる。

 

 

京都新聞 20/8/23

8月22日 滋賀県は、彦根市長曽根南町の飲食店で食事をした3歳~53歳の客や従業員の男女10人
が腹痛や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表。彦根保健所は食中毒と断定し、店を同日から
3日間の営業停止処分にした。県によると、10人は14日に同店で台湾まぜそばを食べ、翌日から
3日後にかけて症状を訴えた。10人のうち客2人と、発症していない従業員2人からサルモネラ菌
が検出された。

 

 

沖縄タイムス 20/8/22

8月21日 沖縄県衛生薬務課は、西原町幸地の居酒屋で焼き鳥などを食べた10歳未満から60代の
男女9人が、下痢や腹痛、発熱などの食中毒症状を訴えたと発表。うち3人の便からサルモネラ属菌が
検出されたため、南部保健所は食中毒と断定。この業者を21日から4日間の営業停止処分にした。
9人は5日に同店で調理し、別の販売所で販売された焼き鳥などを食べた。同課では、①肉類や卵料理は
十分に加熱調理する②生食、鶏卵を扱った後は手指を洗浄・消毒し次の作業にかかる③生食用、調理済み
食品用などのまな板、包丁、容器は使用を分けることを呼び掛けている。

 

 

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