読売新聞 24/12/7
12月6日 奈良県は、同県香芝市の食堂で1日に提供された弁当を食べた1~82歳の男女15人が下痢や腹痛の症状を訴え、複数人の便から食中毒の原因となるウエルシュ菌が検出されたと発表。中和保健所は、食堂を6日から2日間の営業停止処分とした。
読売新聞 24/12/10
12月9日 松山市保健所は、同市三番町の飲食店で11月23日に食事をした20歳代の男女6人が、下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち4人から食中毒菌のカンピロバクターを検出したと発表。同保健所は食品衛生法に基づき、同店を9日から2日間の営業停止処分とした。
神戸新聞 24/11/27
11月25日 神戸市保健所は、中央区の飲食店で食事をした20代の男性3人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、3人から食中毒菌「カンピロバクター」が検出されたと発表。市は食中毒と断定し、同店に27日まで3日間の営業停止を命じた。保健所によると、3人は同じグループで17日に同店で鶏の生肉をあぶった突き出しや鶏の焼き肉などを食べ、19日に症状が出始めた。加熱が不十分な鶏肉を食べたことが原因とみられる。
京都新聞 24/11/21
11月20日 京都市は、東山区妙法院前側町の飲食店で調理した弁当を食べた男女11人が、嘔吐や下痢などの症状を訴え、このうち4人と店の従業員7人からノロウイルスが検出されたと発表。市は食中毒と断定し、22日まで3日間の営業停止命令を出した。市によると、11人は同じグループで、14日に同店の弁当を食べた。
読売新聞 24/12/4
12月2日 香川県小豆保健所は、小豆島町の飲食店で食事した40~60歳代の男女10人が下痢や吐き気などの症状を訴え、患者の便から食中毒を引き起こす寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ」が検出されたと発表。同保健所は食中毒と断定し、同店を3日の1日間の営業停止処分とした。県生活衛生課によると、クドアはヒラメなどの魚の筋肉に寄生。10人は同店で11月29日夜にヒラメのカルパッチョを食べた。
京都新聞 24/11/21
11月20日 京都府は、毒キノコのツキヨタケを誤って食べた綾部市の60~70代の夫婦が嘔吐症状を訴え、食中毒と断定したと発表。府によると、2人は18日に市内の山中で野生のツキヨタケをシイタケと間違えて採取し、持ち帰った。同日夜に鍋料理にして食べ、約2時間後症状が出始めて医療機関を受診したという。ツキヨタケは食用キノコに間違えやすく食後30分~3時間ほどで嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れる。毒キノコによる食中毒は秋に多発しており、府生活衛生課は「キノコの判別は素人には難しい。野生のキノコを採ったり食べたりしないようにしてほしい」と呼びかけている。
高知新聞 24/11/23
11月22日 高知県は、夫婦が自ら釣ったカナフグを調理して食べ、60代の妻が食中毒になったと発表。妻は一時、重篤な状態に陥った。県は「過去に死亡事故も起きている。素人が調理して食べるのは絶対にやめて」と注意を呼びかけている。県薬務衛生課によると、夫婦は17日に愛媛県内で約50㎝のフグを釣り、19日午後6時ごろに自宅で肝臓と筋肉を刺し身で食べた。約3時間、妻に唇のしびれなどの症状が現れた。翌朝になって嘔吐や呼吸困難などの症状が出たため、高知市内の医療機関に救急搬送され、一時は集中治療室(ICU)に入った。妻の症状や検体からフグの毒「テトロドトキシン」が検出されたことから、県はカナフグを食べたことによる食中毒と断定。