食中毒(西日本)

宮崎日日新聞 24/6/4


6月3日 宮崎県は、都城市牟田町の飲食店で食事をした23~69歳の男女11人が食中毒を発症
したと発表。うち9人からカンピロバクターを検出。都城保健所は同日から3日間、同店に営
業停止を命じた。県衛生管理課によると、5月24日、同じグループの22人が同店を利用。鳥
刺しのほか、加熱不十分な炭火焼き、手羽先などを食べた11人が腹痛や下痢、発熱などの症
状が出ていると、29日に当事者から同保健所へ連絡があった。カンピロバクターなど細菌に
よる食中毒予防について、同課は「卵や食肉は中心部まで十分に加熱し、取り扱った後はし
っかり手洗いをして、他の食品を処理してほしい」などと注意を呼びかけている。


日本海新聞 24/6/12


6月11日 鳥取県西部総合事務所米子保健所は、米子市朝日町の飲食店で食事をしていた米子
市内の20代の男性4人から食中毒菌・カンピロバクターが検出されたと発表。食中毒と判断
し、同店に対し同日から13日までの営業停止処分を命じた。同保健所によると、4人は2日の
午後7時ごろから牛心臓の刺し身や焼き肉などを食べていた。5日に1人が下痢や発熱などの
症状が出て、6日に他の3人も同様の症状が出た。


西日本新聞 24/6/9


6月8日 福岡市は、同市中央区の飲食店がサルモネラ菌による食中毒を発生させたとして、食
品衛生法に基づき同日から2日間の営業停止処分にした。市によると、5月31日に低温調理の
ネギ塩タンや刺身などを食べた団体客11人のうち、8人が下痢や腹痛を訴え、うち3人からサ
ルモネラ菌が検出された。


愛媛新聞 24/6/8


6月7日 松山市保健所は、同市宮田町の施設で食事した15~89歳の男女51人に発熱や下痢な
どの症状が出て、食中毒と断定したと発表。同施設を11日まで5日間の営業停止処分とし、食
品の衛生的な取り扱いを徹底するよう文書で指導した。保健所によると、5月31日夜、6月1日
朝に同施設で食事をした158人のうち、51人に症状が出た。保健所が調査した結果、発症者な
どの便からノロウイルスが検出された。


朝日新聞 24/6/18


6月17日 兵庫県は、西脇市黒田庄町の飲食店で食中毒が発生し、同日から3日間の営業停止を
命じたと発表。北播磨県民局によると、13、14日に弁当や持ち帰り用のすしを食べた10~90
代の16人が下痢や発熱などの症状を訴え、このうち6人と調理従事者1人の便からノロウイルス
が検出された。


山陽新聞 24/6/29


6月29日 倉敷市は、同市の飲食店で食事をした11人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え
たと発表。市保健所によると11人は同市などの40~60代の女性グループで、26日夜にヒラメ
やシマアジの刺し身を食べた。共通する食事が他になく、6人の便から寄生虫「クドア・セプ
テンプンクタータ」が検出されたことから、同店での食中毒と断定した。

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