読売新聞 23/7/13
7月12日 大分県は、中津市の事業所で、職員1人と利用者8人が下痢や嘔吐を訴える食中毒
が発生したと発表。県によると、6日午後6時頃、同市の医療機関から北部保健所に連絡が
あった。調査したところ、同日の昼食で提供された「鶏そぼろ」から黄色ブドウ球菌が検
出された。施設内で調理した際の管理が不十分で、菌が増殖したとみられる。県は調理前
の手洗いや食品の温度管理などを徹底するよう、同事業者に行政指導した。
奈良新聞 23/7/5
7月4日 奈良市は、6月28日に同市小西町の店が提供した弁当を食べた人の内、5人に嘔吐、
下痢などの症状が出て、うち3人から黄色ブドウ球菌が検出されたと発表。調査した市保健
所は弁当を食べたことによる食中毒と断定し、4~6日まで同店を営業停止処分とした。市
によると、6月29日に県から連絡があり、前日の28日に同店から配送されたお弁当を食べた
23人の内、調査ができた18人の中で5人に食中毒の症状が見られたという。
京都新聞 23/7/9
7月8日 京都市保健所は、北区柴竹上緑町の保育園で3~6歳児の園児7人と職員9人の計16人
が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち9人からカンピロバクターを検出したと発表。6月26日
の給食で鶏肉の香味焼きなどを食べた。市は食中毒と認定し、園内の調理施設を7月8日から
10日まで使用停止を命じた。
京都新聞 23/7/13
7月12日 京都市は、左京区の飲食店で食事をした46~74歳の男性5人が発熱や下痢の症状を
訴え、うち3人からカンピロバクター菌を検出した、と発表。市は食中毒と判断し、同店を
14日まで3日間の営業停止処分にした。地鶏盛り合わせなどを食べたという。
愛媛新聞 23/6/30
6月29日 松山市保健所は、同市の飲食店で食事をした17~28歳の4人に下痢や発熱、腹痛など
の症状が出て、食中毒と断定したと発表。同店を30日まで2日間の営業停止処分とし、食品の
衛生的取り扱いを徹底するよう文書で指導した。保健所によると、16日に同店で食事をした20
グループ73人のうち3グループの4人に症状が出た。保健所が調査した結果、発症者の便からカ
ンピロバクターが検出された。
中国新聞 23/7/11
7月10日 広島市は、中区中町の飲食店で食中毒が発生したとして、同店に営業禁止を命令した。
市保健所によると、6月28日夜に同店で焼き鳥などを食べた1グループの3人全員が、30日朝から
7月3日昼にかけて腹痛や下痢などの症状を訴えた。3人の便から食中毒菌カンピロバクターが
検出された。
朝日新聞 23/7/3
島根県は、出雲市内の施設で腸管出血性大腸菌O157の集団感染が発生し、7月2日までにこの施設
に通う幼児29人と職員1人が感染したと発表した。
山陽新聞 23/6/30
6月29日 岡山市は、同市南区の飲食店で食事をした7人が腹痛や下痢などの食中毒症状を訴え、うち
3人から腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表。市によると、7人は市内に住む20、30代の男女
3グループ。16日にハラミ、タンなどを食べた。他に共通する食事がないため、市保健所は同飲食店
の食事による食中毒と断定。29日から3日間の営業停止処分とした。
島根日日新聞 23/6/26
6月23日 島根県感染症対策室は、出雲市内の医療機関から出雲保健所に腸管出血性大腸菌(O157)感染
症患者の届け出があったことを発表。発表によると、感染が確認されたのは同市在住の60代男性で、
19日に腹痛があり、21日に下痢の症状が出たため医療機関を受診。さらに別の医療機関を受診し入院
し、23日にO157の感染が分かった。同対策室は、O157発生予防のため、調理の際には、手洗いの励
行、食肉の加熱、焼肉をする際の生肉用の箸と取り箸の使い分け、食品の加熱は中心部まで75度以上
1分間することなどを呼びかけている。
熊本日日新聞 23/7/12
7月11日 熊本県は、玉名市の5歳女児が腸管出血性大腸菌(O157)に感染し、急性腎不全に陥る溶血性
尿毒症症候群(HUS)を発症したと発表。県健康危機管理課によると、女児は6月30日に発熱や頭痛の
ため医療機関を受診し、7月2日に頭痛や下痢の症状を訴えた。HUS発症は子どもと高齢者に多く、
同課は「生肉などを調理する際は手をすぐに石けんで洗い、食材は十分に加熱してほしい」と呼びか
けている。
読売新聞 23/7/12
7月11日 大阪府は、フグを食べた府内の70歳代男性が食中毒を起こしたと発表。発表によると、男性
は6日昼、釣ったフグを丸ごと煮込んで食べ、その後、手足や口のしびれ、ふらつきなどを訴え、医療
機関を受診した。府食の安全推進課の担当者は「フグの調理には資格が必要。危険なので、絶対に自分
で調理して食べないで」と呼びかけている。