食中毒(西日本)

毎日新聞 19/8/23

8月22日 宮崎県は同県都城市の飲食店で鶏の刺し身などを食べた男子高校生5人と引率した男性コーチ
が腹痛などを訴え、うち生徒とコーチら3人から食中毒菌のカンピロバクターを検出したと発表。生徒、
コーチらは部活の大会に参加するため都城市を訪れていた。

 

 

産経新聞 19/8/17

8月16日 大阪市は同市北区天神橋の医療施設で提供された食事を食べた21~93歳の入院患者や職員ら
計38人が腹痛や発熱などの食中毒症状を訴え、うち16人からサルモネラ菌を検出したと発表。市保健所
は同病院の給食場で調理された給食が原因の食中毒と断定。4日間の営業停止処分とした。

 

 

山陽新聞 19/8/23

8月22日 岡山県は新見市高尾のスーパーが提供する仕出し料理を食べた0歳~80代の男女34人が下痢や
発熱などの症状を訴えたと発表。県によると、34人は16日に葬儀場で刺し身や天ぷら、フルーツなどを
食べた。備北保健所は共通する食事が他になく、複数の患者の便からサルモネラ菌が検出されたことから、
仕出し料理による食中毒と断定。同店の仕出し部門を3日間の営業停止処分とした。

 

 

山陽新聞 19/8/26

8月25日 倉敷、岡山市は両市の3店で食事をした計27人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表。
倉敷市保健所によると、13日、14日に市内の回転ずし2店でエビやマグロ、サーモンなどのすしを食べた
3~78歳の男女20人に症状が表れた。また、岡山市によると、14日に同市北区本町の飲食店で焼き鳥や
刺し身などを食べた18~42歳の男女7人が症状を訴えた。両市は、各店の患者の便からサルモネラ菌が検出
されたことなどから、各店での食事が原因の食中毒と断定。いずれも5日間の営業停止とした。

 

 

京都新聞 19/8/16

8月15日 京都府山城北保健所は城陽市平川中道表の菓子製造業者が作った生菓子を食べた9~85歳の男女
10人が嘔吐や下痢を訴え、うち3人と業者の従業員2人から黄色ブドウ球菌を検出したと発表。同保健所は
食中毒と断定し、業者を3日間の営業停止処分とした。

 

 

琉球新報 19/9/4

9月3日 沖縄県浦添市の共同調理場が8月30日に市内10の小中学校に提供した給食で、シイラの魚フライを
食べた児童生徒50人、教職員2人の計52人が唇や舌のしびれを訴えていたことが分かった。県南部保健所に
よると、しびれの原因はヒスタミン食中毒の可能性がある。解凍時などの不適切な温度管理で青魚に多く含ま
れるアミノ酸「ヒスチジン」が増殖し、ヒスタミンに変わる。この食中毒では、口のしびれのほか、顔や目が
赤くなることがある。症状は比較的軽度で数時間以内に治まるという。現在、市教育委員会が原因を調査中。

 

 

南日本新聞 19/8/24

8月23日 鹿児島市は同市の保育園で調理された給食と弁当のサバを原因とする食中毒が発生したとして、
運営会社に対し、4日間、同保育園の調理業務を停止する処分を出した。市保健所生活衛生課によると、
発症したのは同保育園と別の系列保育園の園児計14人と、同じ建物内の事業所職員5人。顔の紅潮、発疹、
かゆみなど、ヒスタミンアレルギーに特徴的な症状が現れており、園内に保管されていたサバの竜田揚げから、
発症するレベルを大幅に超えたヒスタミンが検出された。園でのサバ保管などに問題があったと断定した。

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