■ カンピロバクター
◆ 大分県(患者数:86人)
ラグビー合宿で利用された研修施設の食事が原因とみられる食中毒が発生。
参加した高校生や指導者計86人が腹痛や発熱などの症状を訴え、
一部の患者からカンピロバクター・ジェジュニを検出。全員回復傾向。
◆ 宮崎県(患者数:7人)
飲食店で提供された鳥刺しや鶏たたきなどを食べた7人が発症。腹痛、下痢、
発熱などの症状がみられ、患者の一部からカンピロバクター属菌を検出。
入院者なし。
【予防のポイント】
・鶏肉は中心部まで十分に加熱する
・生肉を扱った器具や手指は十分に洗浄・消毒する
・鶏肉の生食や加熱不足に注意する
■ サルモネラ属菌
◆ 京都市(患者数:7人)
学生食堂で提供されたオムライスなどを食べた高校生と職員計7人が
下痢や腹痛を発症。患者の一部からサルモネラ属菌を検出。
全員快方へ向かっている。
【予防のポイント】
・卵や食肉は十分に加熱する
・調理器具の使い分けを徹底する
・食品は適切な温度で保管する
■ ノロウイルス
◆ 広島県(患者数:23人)
高齢者施設で提供された給食が原因とみられる食中毒が発生。
入所者ら23人が嘔吐や下痢の症状を訴え、患者の便からノロウイルスを検出。
重症者なし。
◆ 沖縄県(患者数:2人)
飲食店で製造された弁当を食べた20代の男女2人が発症。
嘔吐、下痢、発熱などの症状がみられ、患者および調理従業員から
同一遺伝子型のノロウイルスを検出。
【予防のポイント】
・調理前後やトイレ後の手洗いを徹底する
・体調不良時は食品を取り扱わない
・調理器具や施設内の衛生管理を徹底する
■ 黄色ブドウ球菌
◆ 群馬県(患者数:22人)
弁当会社が製造した「焼き鮭とすじこ」を使用した弁当を食べた22人が下痢や嘔吐を発症。患者の一部から黄色ブドウ球菌を検出。同社は対象商品の製造・販売を停止した。
【予防のポイント】
・調理時は手指の傷や化膿に注意する
・食品を長時間常温放置しない
・衛生的な調理環境を維持する
【2026年5月の特徴】
・患者数が最も多かったのはカンピロバクターによる事例(86人)
・ノロウイルスは高齢者施設や弁当など幅広い場面で発生
・加熱不足や衛生管理不備が主な発生要因
・手洗い、十分な加熱、温度管理の徹底が重要


